ウォーク・トゥ・リメンバー【評価:58点】

ウォーク・トゥ・リメンバー

あらすじ・概要

——————
両親の離婚で母親シンシアと二人で暮らしているランドンは、日々を高校の不良グループと共に投げやりに生きている荒んだ男子高校生。一方、サリヴァン牧師の娘であるジェイミーは、いつも同じカーディガンを着て、天文や神の話をする、ちょっと地味なために周りから浮いている真面目な女子高生。接点の全くない2人だが、実は幼稚園からずっと同じクラスの顔見知り。しかし、これまでろくに口をきいたこともないような関係だった。そんな二人だったが、ランドンが仲間に友人を加えるためのテストで、友人を事故にあわせてしまい、学校から懲罰として福祉のボランティアを命じられ、お互いに出会い、チャリティの演劇によって惹かれ合い、愛し合うようになる。しかしジェイミーには周りに隠していた秘密があった。

タイトル ウォーク・トゥ・リメンバー
製作 2002年
原題 A WALK TO REMEMBER
製作国 アメリカ
上映時間 102分
ジャンル 恋愛
監督 アダム・シャンクマン
脚本 カレン・ジャンツェン
原作 ニコラス・スパークス
『奇跡を信じて』
出演者 マンディ・ムーア
シェーン・ウェスト
ダリル・ハンナ
ピーター・コヨーテ

評価

58点

レビュー

あなたは愛する人に大事な事を伝えるときどんな想いで伝えますか?

これは別々の世界で生きてきた二人がある事件をきっかけに心通じ合う時間をすごす愛の物語。
それは情熱というよりとても深いところで信頼という形で繋がった関係。

原作小説はアメリカでベストセラーランキングに32週連続ランクイン。
合計270万部以上の売上を出している。

恋愛のストーリーとしては目新しい物はない。至極王道なプロットを踏んでいる。
不良の少年と堅物で信心深い少女が出会い、そして惹かれ合う形式をとっている。

高校生のランドンは普段から仲間と悪ノリを繰り返す日々。
度を越したイタズラから学校の処罰として放課後の奉仕活動を命じられる。

愛や人生の方向性を見いだせなかった一人の少年が正反対の生活を送る優等生のジェイミーと出会い彼女の信仰心と融合することにより少しずつ大人の青年へと成長していく。
ジェイミーもまた閉ざした心を少しずつ溶かしランドンに心を許し愛を知る女性へ成長していく。

二人のキスはとても初々しくあの時のドキドキを思い起こすのではないだろうか?

そしてお互いに欠けたものがピタリと当てはまった時一つの奇跡が起こる。

その奇跡を知るとき観る者は切なくも清々しいその空気に涙を誘うだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です