あらすじ・概要
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アイス・キューブ、アンソニー・アンダーソン、セドリック・ジ・エンターテイナーといったアフリカ系アメリカ人スターが多数出演し、全米で大ヒットを記録した日本劇場未公開のヒップホップ系人情コメディ。シカゴ。カルビンは亡き父から床屋を受け継ぎ切り盛りしていた。父の代から働いているエディをはじめ個性豊かな店員のほか、用がなくてもやって来る常連客などで店はいつも賑やかだった。ところが次第に経営が行き詰まってしまい、カルビンは店を手放すことにするが…。
タイトル | バーバーショップ |
製作 | 2002年 |
原題 | BARBERSHOP |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 99分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ティム・ストーリー |
脚本 |
マーク・ブラウン ドン・D・スコット マーシャル・トッド |
出演者 |
アイスキューブ セドリックジエンターテイナー |
評価
レビュー
昔なつかしい日本の下町的空間ムービー
先週アメリカで「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」を抜き堂々の一位を果たしたアイスキューブを輩出したN.W.A.の伝記映画「Straight Outta Compton」
ガイ・リッチーの「コードネーム U.N.C.L.E.」は3位だったところからもあちらでの人気が伺える。
アイスキューブって日本では馴染みがないのかこの「バーバーショップ」も日本未公開。
続編に至っては日本でDVD化さえされてない。
物語は亡き父親からイヤイヤ引き継いだシカゴの理髪店主アイスキューブ演じるカルビンを中心に個性豊かな面々と温かさと人情などの人の繋がりを意識した下町的アットホームコメディ。
このバーバーショップは昔からの常連が憎まれ口叩きながらも自然と人が集まる社交の場。
カルビンの「金より人」という人情だからこそ存在するこの空間が非常に今の核家族化してしまった現代日本社会に響く。
そんなカルビンが条件の悪い物件取引をしてしまい店の存続が危うくなったことでなんとかしようと周りの面々が激怒して動く様はなんだか微笑ましくほっこりする。
そして主人公は仲間やこれまで引き継いできたバーバーショップの歴史の大切さを知る…
とにかく笑って泣けるホットムービー。
ヒップホップナンバー(もっと欲しかったけど)を中心にクールでおバカでごきげんな感じを演出するこの作品。
結構オススメだったりします。
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