あらすじ・概要
キャッチコピーは「目に見えない世界がそこにある―」。
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「アイス・エイジ」「ブルー 初めての空へ」のブルースカイ・スタジオが手がけたCGアニメーション。神秘的な森を舞台に描いたファンタジーアドベンチャー。監督を「アイス・エイジ」シリーズのクリス・ウェッジが務めた。森の奥深くで、いるかもわからない「小さな人間」の研究を続けている父親と一緒に暮らすことになったメアリー。しかし、研究に没頭してばかりの父親に嫌気がさし、家を出ていくことにする。そんな時、メアリーは森の中で秘密の国の女王だという小さな人間と出会い、女王から「生命のつぼみ」を託される。「生命のつぼみ」が悪の勢力の手に渡ると森が滅びると知ったメアリーは、女王の兵士「リーフマン」らと一緒に戦うことを決意する。
タイトル | メアリーと秘密の王国 |
製作 | 2013年 |
原題 | Epic |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 102分 |
ジャンル | アニメ/ファンタジー |
監督 | クリス・ウェッジ |
脚本 |
ウィリアム・ジョイス ジェームズ・V・ハート トム・J・アッスル マット・エンバー ダン・シェア |
出演者 |
コリン・ファレル ジョシュ・ハッチャーソン アマンダ・サイフリッド クリストフ・ヴァルツ アジズ・アンサリ クリス・オダウド ピットブル ジェイソン・サダイキス スティーヴン・タイラー ビヨンセ・ノウルズ |
評価
レビュー
神秘的な森で父親との絆を取り戻していく家族愛
映像的にははディズニー/ピクサーやドリームワークスとなんら遜色ないと思われるブルースカイ・スタジオ。代表作はアイス・エイジシリーズが有名。
次回作は今年公開のスヌーピーも手掛けるらしい。
物語は森の研究に没頭して自分の事を見てくれない父親の家に娘メアリーキャサリンがやってくるところから始まる。
小人や妖精が築く神秘的な独自の世界に巻き込まれていく中でメアリーはこの世は一人では生きていけないこと。そして父親との絆を取り戻していく家族愛をテーマにしている。
この世界観でまず目を瞠るのが美しい自然の風景と動植物の描写。
そして日本の甲冑をモデルにしたリーフマンという種族たち。適度にデフォルメされたフォルムデザインは結構好みです。
そのキャラクター達が森の中を所狭しと飛び回るシーンは非常に爽快だ。
難をいえばキャラクター設定的に蝙蝠やネズミが悪側ってこと。いくらこれらの動物に良いイメージがないからってそれは今の時代単純じゃないかなぁ?またストーリーが勧善懲悪なのも少し気になる。本当に感動できるストーリーって敵側にも何かしら感情移入させる部分ってあるんだけどそれが一切感じられなかったこと。またお笑い担当であるカタツムリとナメクジがヌメヌメしすぎてちょっと生々しい(笑)
この主人公であるメアリーキャサリンは実は脚本家であるウィリアム・ジョイスの娘さんらしい2010年5月11日に脳腫瘍で18歳の若さで亡くなっている。娘さんに関しては非常に残念だがこの作品の中で彼女の魂はずっと生き続けるのだろう。
アバターやマレフィセントのあの神秘的な森の世界観が好きな人は是非。
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