アバウト・タイム 愛おしい時間について【評価:86点】

アバウト・タイム 愛おしい時間について

あらすじ・概要

監督のリチャード・カーティスにとって本作が『ラブ・アクチュアリー』(2003年)『パイレーツ・ロック』(2009年)に続く長編3作目となり、この作品を最後に監督を引退すると本人が表明している
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ティム・レイク(ドーナル・グリーソン)はイギリスのコーンウォールに住む若い青年である。父(ビル・ナイ)、母(リンゼイ・ダンカン)、いつも上の空の叔父デズモンド(リチャード・コーデリー(英語版))、自由奔放な妹キャサリン(キットカット)(リディア・ウィルソン(英語版))と暮らす。21才になった時、父から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられる。ただし自分の過去にしか行くことはできない。金儲けではなく理想の人生を送るために能力を使えと忠告され、恋愛のために使おうとティムは思う。

その夏、キットカットの友達のシャーロット(マーゴット・ロビー)が夏休みを過ごしに2ヶ月滞在する。ティムはすぐに恋に落ち、最後の日に告白するが、シャーロットは最後の日まで待つべきではなかったと言い、もっと早く告白してくれていたら付き合ったかもしれないと言う。ティムは時間をさかのぼり、夏休みの途中でシャーロットに告白する。だがシャーロットは、最後の日まで待てばつきあう気になるかもしれないと言う。ティムはシャーロットにその気がない事を知り、時間旅行をしても気が変わることはないと悟る。
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タイトル アバウト・タイム 愛おしい時間について
製作 1992年
原題 About time
製作国 アメリカ
上映時間 124分
ジャンル SF/恋愛
監督 リチャード・カーティス

脚本 リチャード・カーティス
出演者 ーンズ
出演者 ドーナル・グリーソン
レイチェル・マクアダムス
ビル・ナイ
トム・ホランダー
マーゴット・ロビー

評価

86点

レビュー

愛しい時間は主観的に変化する

バタフライエフェクトのほのぼの版といったらいいだろうか?
タイムリープ物とはいってもバタフライエフェクトほどルールや制限は明確ではないです。というのもタイムリープを通して平凡な日常が幸せなんだって気づかせてくれる映画だから。だからタイムリープを重点においてみるとすこし肩透かしを食らうかもしれないです。

この作品に出てくる登場人物は皆どこかしら妙で不思議なキャラクターを持っています。なんだかアメリの世界観にも似たフワフワした浮遊感を感じさせます。

そしてこの映画のBGMどれも良いのですが特にHow long will I love youとThe Luckiestはフワッとした不思議でHappyな世界観を見事に体現していてちょっと涙ぐんじゃいました。

見所は何と言っても嵐の中の結婚式。普通の人にとったら散々なはずなのにとてもそれが幸せに見えるのだ。人生ってどちらかというと苦難のほうがたくさんあるような気がする。だってアインシュタインも言うように幸せな時間ってあっという間に過ぎちゃうんだもん。

晴れの日もあれば曇りや雨、嵐のときだってある。でもどんな日も大切な時間だって気付かされる映画です。

最近、恋人とギクシャクしてたり家族と話す機会が減ったなって人は是非その大切な人達とこの映画をみて一緒に時間を過ごすのも良いのではないでしょうか?

あ、黒縁メガネのヒロイン、レイチェルはもちろん可愛いのですが主人公ティムの妹キットカットが自分的にツボです。

How long will I love you

The Luckiest

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