ドン・ジョン【評価:75点】

ドン・ジョン

あらすじ・概要

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家族と信仰を愛する完璧な男ジョン。当然女性にも不自由せず、そのプレイボーイ振りから、友人からは親しみを込めて「ドン・ジョン」[3]と呼ばれていた。しかし、理想的なセックスを追い求めるジョンは、いつしかポルノビデオ中毒になってしまっていた。

そんな彼がある日、セクシーな美女バーバラと出会い恋に落ちる。だが、彼女は見た目とは正反対の純粋な恋愛を夢みる乙女だった。なんとか順調にバーバラとの愛を育むジョンだったが、ある日ついに彼女にポルノ中毒のことがバレてしまう。これが原因でバーバラとの関係がこじれ始めたジョンの前に、今度は年上美女エスターが現れる。エスターはジョンの性癖をも受け入れる大人の女だった。

二人の美女との出会いが、ジョンの中の何かを変えていく。
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タイトル ドン・ジョン
製作 2013年
原題 Don Jon
製作国 アメリカ
上映時間 90分
ジャンル コメディ/恋愛
監督 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
脚本 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
出演者 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
スカーレット・ヨハンソン
ジュリアン・ムーア

評価

75点

レビュー

【ピー】░░▒▒░░░░▒▒░░

やあ!俺の名前はジョンwwwナンパにかけてはかなり無敵すぎるほどモッテモテwwww
毎日クラブでいい女見つけてはお持ち帰りしちゃってますwwwwwwやった女1000人なんてとっくに超えてるっつーのwwだから周りからはドン(首領)ジョンなんて呼ばれちゃったりなんかしてwwww
だから女に関してはなんでも聞いて?wwwwww俺にかかれば落ちない女はいないからww
しかも俺ってば性欲が強いもんだから?wwwさらにオ【ピー】░░▒▒░░まで毎日の日課になってるのwwwwww
この前は【ピー】░░▒▒░░回もしたよ?wwwww
だってポルノ最高じゃん?wwwwww
好きな体位w好きな容姿www好きなおっ【ピー】░░▒▒░░www好きなお尻wwwwwww好きな時にw好きな場面でイけるwwww
毎日Macのジャーーンって起動音とともに、俺のあそこも「起動」しますwwwww
チ【ピー】░░▒▒░░舐めてくれない女とか糞【ピー】░░▒▒░░だよ【ピー】░░▒▒░░wwwwww正常位とかしないってつまんないよね?【ピー】░░▒▒░░が平べったくなるし?wwwww
所詮女なんて性欲を発散する対象でしかないっしょwwwwwこっちがイケれば問題ねぇすw
セッ【ピー】░░▒▒░░とポルノは別物wwwwそれくらいわかれっつーのwwwwwバカ女ww
イッたあとは面倒だから本来なら帰って欲しいくらいwwwww【ピー】░░▒▒░░みるのに邪魔だからwwwww
あ、そういえばこの前ちんたら走ってる車がいたからあまりにうざくて窓ガラス割っちゃったいwwwww
まああいつが悪いwwwwww俺は急いでるんだっつーのwwwwww死ねwwwwwF【ピー】K!!░░▒▒░░F【ピー】K!!
婚前交渉も【ピー】░░▒▒░░ニーもバンバンしてるけどwwwwww懺悔して反省してるのでALLOKだよね?www

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監督、脚本、出演ジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
この映画かなり女性に不評みたいですね(笑)
そりゃ上記のような男がいれば女性は同情できないし嫌悪を抱くでしょう。
しかも(500)日のサマーの草食系男子を演じたジョゼフ・ゴードン=レヴィットとまったくイメージが違う。
こんなチャラいジョゼフ見たくない。

しかし彼はインタビューで
これは有名俳優である自分自身がメディアによって都合よく作り上げられたイメージに常に翻弄されている実体験。その身勝手なイメージをドン・ジョンに反映したかったと答えています。

テーマは至ってシンプル。昔からずっと議論されてきた「互いの価値観の相違」

考えてみればメディアによる情報が溢れる中
昔と違って出会いなんてそこらに転がってて簡単にコンタクトが取れる時代。
人は自分に都合のいい情報だけ拾い出し自分の好きなようにカスタマイズする。
自分の快楽があればそれでいい。それは男性だけでなく女性も含めた全ての人間に当てはまることです。
都合悪ければあの人が悪いから相手するのは無理と理由を作りシャットアウトして履歴消して関係はそれで終わり。

たしかにそうです。自己満足な理想(オナニー)だけ追いかけて相手の気持ちを考えずに友達でも恋人でもお互いに一方的な行動をしていると喧嘩になってしまいます。
もしくは喧嘩にもならず相手との深い関係を放棄した薄い関係性しか築けない人間になってしまいます。

これは世の中の男性の気持ちを代弁する上で女性の気持ちを代弁する映画でもあります。
男性はあるあるネタにうなずいてどうして女性はわかってくれないんだろう?
女性はどうして私以外の人に欲情するのだろう?満足していないのかな?
お互いに自分の価値観しか認められない男と女。
男女だけでなく人間の価値観の違いを意識し歩み寄る姿勢が必要だとこの作品は謳います。
一見ふざけたように見える中に至極真面目なジョゼフの繊細さが垣間見れます。

なのでこれはメディアの与えるファンタジーのみに陶酔し目の前にいる生身の人間と向き合わない現代人を皮肉った作品であると僕は捉えました。いますよね?友達や恋人と会ってるのにずっとスマホいじってる人(笑)

この映画のキャッチコピー「いい男はいい女がつくる」とありますがそれは逆も同じです。いい女はいい男がつくる。これは良い人間は良い人間がつくるとも言えます。
良い人との出会いがあなたを変えますしあなた自身が向上すれば人を変える力になります。ダメ男と付き合ってれば自分も下る。なので付き合う相手は良く考えてください。
しっかり相手を尊重して向き合える関係って理想ですね。そんな出会う人に良い影響を与える人間になってみたいです。

ちなみにこの脚本ジョゼフがスカーレットヨハンソンといちゃつきたいがために書いたみたいです。
なのでこの役を引き受けてくれた時彼はかなりハッピーだったようです。なんとういう公私混同(笑)彼リアルでは肉食ですよ。

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