評価
レビュー
ティムバートンの大きな失敗
ぞくにこの映画はリメイクとされているがまずここが大きな間違いである。
所謂リ・イマジネーション
そう再創造。
猿に人類が征服された設定というものだけを借りてティムバートンのファンタジーを作り出したのである。
なのであくまでこの世界はオリジナルとは違ったパラレルワールドでありオリジナルと比較するのはある意味間違っているのだ。
ならそう売り出せよとなるがティムバートンは原題をオリジナルと同じ猿の惑星のタイトルとしてしまったのだ。猿の惑星イマジネーションみたいなタイトルで出せばよかったのに…メディアもそうアピールすればよかったのに…
これがティムの一つ目の失敗。
次に彼なりのファンタジーにこだわるならキャラクター造形もいつものバートン色強めにだせばよかったのです。
ところが今回バートンらしさがでたの暗い映像雰囲気のみ。
これではバートンファンもブチ切れです。バートンの良さが全然見れないのですから…
これが二つ目の失敗。
リメイクもどき、ティムバートン色薄め
これで両方のファンを敵にまわしてしまったのです。
そりゃ低評価になりますよ。
ただここまでボロクソにいうのもなんだかなのであえて擁護コメントをするとしたらオリジナルではだせなかったスピード感はさすがだと思います。
あらすじ・概要
本作は、1968年の映画『猿の惑星』を「リ・イマジネーション」(再創造)して蘇らせた作品である。一般的にはリメイクと言われることも多いがこれは誤りとされ、監督はリメイクではなくリ・イマジネーションとしており、猿が人間を支配しているという基本設定以外は、まったく異なるストーリーになっている。
第22回ゴールデンラズベリー賞において、最低リメイク賞・最低助演男優賞(チャールトン・ヘストン)・最低助演女優賞(エステラ・ウォーレン)を受賞した。
——————
西暦2029年の近未来。深宇宙と呼ばれる、土星周回軌道付近の宇宙空間にて調査活動中であった、米空軍・宇宙探索基地オベロン号には乗組員のほか、遺伝子操作により高い知能を得た類人猿が実験動物として乗せられていた。
まもなく、近隣の宇宙空間に奇妙な磁気嵐が発見され、チンパンジーのペリクリーズによる操縦で探査ポッドが調査に向かうが、ポッドはたちまち磁気嵐に飲み込まれ、やがて交信も途絶えてしまう。行方不明のペリグリースを救うべく、宇宙飛行士のレオもポッドで母船を飛び出して後を追うが、やはり磁気嵐に吸い込まれ、とある未知の惑星に不時着する。そこは逃げ惑う原始的な人間たちが、高い知能を持つ猿に支配される世界であった。
—————–
タイトル | PLANET OF THE APES 猿の惑星 |
製作 | 2001年 |
原題 | PLANET OF THE APES |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 119分 |
ジャンル | SF |
監督 | ティム・バートン |
脚本 | ウィリアム・ブロイルス・ジュニア ローレンス・コナー マーク・ローゼンタール |
出演者 | マーク・ウォールバーグ ティム・ロス |
受賞 | ゴールデンラズベリー賞2002年22回:最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞 |
コメントを残す