評価
レビュー
刻一刻と足音が聞こえてくる監視社会そしてマイノリティーリポートの理想と現実
この未来では監視社会の怖さとマイノリティーリポート(少数の報告、意見)は消されてしまう怖さを現してます。
さて現実はどうでしょうか?
一つ目は監視社会。
年金情報流出事件は皆さんも知っている事件と思われますか個人情報の流出って怖いですよね。そこにマイナンバー制度含めて賛否両論ありますよね。国にとっては管理のしやすい制度。
しかし国民にとっては便利になる反面、流出の危険性やプライバシーの侵害などが伴うわけです。
これは割と近いのかなと。
ニつ目はマイノリティーリポートの排除。
これは逆ですね。
マクドナルドの混入事件含めて1人のつぶやきが大きく炎上して会社経営を赤字化してしまうほど脅威的存在となってしまいます。
ウィキリークスによる匿名による告発などで機密性の確保が非常に難しくなってます。
さて本題に入りましょう。
2054年
犯罪予知システムでプリコグと呼ばれる3人の予知能力者によって未然に犯罪者を捕まえてしまうというシステムが当たり前になっていた。この辺アニメのサイコパスが影響受けてますね。ブレードランナーの原作者フィリップ・Kディックの作品でもありますから繋がりは理解できます。
主人公トム・クルーズもそのシステムに信頼を置いていたがある日、自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたと知る。
そんなバカなと真相を明かしながら容疑を晴らすために逃走劇を繰り広げるストーリー運びはハラハラドキドキします。
ちと長いなとは感じたのですがそこは近未来のギミックで飽きさせません。
なんと2015年にアメリカでドラマ化。
物語はこの話から10年後ということです。実際に映画から10年以上経ってますのでその辺のSFギミックもどう進化したか見所ですね。
あらすじ・概要
フィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポート』(旧題:『少数報告』)(The Minority Report)をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した作品で、トム・クルーズが主演した。
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プリコグ(precog:precognitive、予言者)と呼ばれる3人の予知能力者たちで構成された殺人予知システム。それに従って予防的治安維持機能を遂行する犯罪予防局によって、システムの導入以後、西暦2054年のワシントンD.C.の殺人発生率は0%になったと報告されていた。
犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンは、6年前に息子のショーンが誘拐殺害されたのをきっかけに、犯罪予防にのめり込むようになっていた。息子を失ったトラウマから、その仕事に対する執着心は病的とも言えるもので、苦痛から逃れるために薬物に手を出しているほどだった。ある日、システムの全国規模での導入に対する国民投票が行われることとなり、司法省調査官のダニー・ウィットワーが局を訪れ、システムの完全性の調査が始まった。調査が行われる中、プリコグの一人アガサが突然ジョンに過去の事件の映像を見せてきた。プリコグは稀にこうした「エコー」と呼ばれる現象を起こすのだが、気になったジョンがその事件について調べると、アガサの予知の記録映像だけが削除されていた。ラマー・バージェス局長にそのことを報告するが、結論は出なかった。
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タイトル | マイノリティ・リポート |
製作 | 2002年 |
原題 | Minority Report |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 145分 |
ジャンル | SF/アクション |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
脚本 | ジョン・コーエン スコット・フランク |
原作 |
フィリップ・K・ディック 『マイノリティ・リポート』(旧題:『少数報告』) |
出演者 | トム・クルーズ コリン・ファレル サマンサ・モートン |
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