あらすじ・概要
前3作で断片的に語られていた、核戦争後の世界で生き残った人類とそれを絶滅させようとするスカイネットの機械軍との全面戦争を描く。キャッチコピーは「どこで誰が、未来を変えたのか?」。
2008年12月15日、マックG監督より第5作の製作が正式に発表され、本作が新3部作の序章であることも明かされていたが、製作会社の倒産と版権の売買により、続編は製作中止になった。
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(日本版では)2018年。地球上のあらゆる都市が、人類に反旗を翻した超高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」による核攻撃を受けた「審判の日(ジャッジメント・デイ)」後の荒廃した世界。スカイネット率いる機械軍は、いよいよ人類に対する最後の総攻撃を仕掛けようとしていた。
「審判の日」を生き延び、レジスタンスの部隊長となったジョン・コナーはスカイネット研究所での機械軍との抗戦のさなか、スカイネットが人々を生け捕りにし、生体細胞を複製しようとしている事実を掴む。スカイネットはついに、民間潜入型ターミネーター「T-800」の開発に着手していたのだ。同じ頃レジスタンス本部では、アシュダウン将軍ら司令部がスカイネット総攻撃の計画を企てていた。ジョンはその目的がスカイネットが秘密裏に遂行しようとしている「暗殺リスト」の阻止にあると知るが、そのリストには自分の名前だけではなく、最重要ターゲットとして「カイル・リース」の名前があったのだった。
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シリーズを通じてターミネーター(T-800・T-850)役を演じてきたシュワルツェネッガーは、2003年のT3公開直後、カリフォルニア州知事に就任して俳優業を休業した。タイトルロールを失ったシリーズは続行不可能とされていたが、T3製作総指揮のモリッツ・ボーマンがハルシオン・カンパニーと提携し、2007年にシリーズの権利を獲得した。
2007年当時はT3のジョナサン・モストウ監督、および知事職が2期目に入ったシュワルツェネッガーも作品への関与に肯定的だったが、ロケ地をめぐる意見の相違により両方が降板。『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGがモストウの後を継いで監督に抜擢された。
タイトル | ターミネーター4 |
製作 | 2009年 |
原題 | Terminator Salvation |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 114分 |
ジャンル | アクション |
監督 | マックG |
脚本 | ジョン・D・ブランケート マイケル・フェリス デヴィッド・キャンベル・ウィルソン |
出演者 | クリスチャン・ベール サム・ワーシントン アントン・イェルチン ムーン・ブラッドグッド ブライス・ダラス・ハワード コモン ジェーン・アレクサンダー ヘレナ・ボナム=カーター |
評価
レビュー
どこで誰が、未来を変えたのか?
今日ターミネーター:新起動/ジェニシスの映画館鑑賞を控えて
とんでもないことに気づく。
「T4」を観ていない…
「T1」から「T3」までは観ていたしドラマも観ていたのに何たる不覚…
ほぼ関係ないと思うが早速「T4」を閲覧することにした。
(ここでもまぴおさんの偉さが垣間見れるから尊敬するところだよ)
本作は核戦争後のスカイネットに支配された2018年の世界を舞台に新キャラのマーカスを加えて描いている。当初3部作だったはずが製作会社の倒産によりあえなく今作を持って終了という冴えない経歴をもっている作品である。
質自体は悪くない。ターミネーターとして見なければ十分魅せるレベルを持っているし「T1」や「T2」のオマージュが随所にみられるし。
上半身のみのターミネーターや工場での戦いは特に有名なのでニヤリとした人も多いのでは?
さすがにジョン・コナーが「I’ll be back」といった時にはそこまでサービスせんでも(笑)と思いましたが。
一度滅んでしまった世紀末という設定の為かどこかマッドマックスの世界観に似ていると感じました。
残念だったのは「T2」に出てきた若いころのジョン・コナーはT-800に人間らしさを教えた。
しかし今作の大人になったジョン・コナーはどこかピリピリとしてT-800に人間らしさを教えた面影はなくなっていた…これは大人になったから?過酷な環境が彼を変えてしまったから?
そこに「T2」の頃のノスタルジーは微塵も感じられない。
いやそんな過酷な環境でもジョン・コナーはあの優しさをずっと忘れないでいて欲しかった…あの友情を思い起こさせて欲しかった。これを意識するだけでもファンは涙したのではないだろうか?
最後に本作のキャッチコピーに「どこで誰が、未来を変えたのか?」と
あるがこの答えは明らかで
ジョン・コナーを猿の惑星からトレードしてきて任命した「T3」の監督おまえや!‼︎‼︎‼︎
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