あらすじ・概要
ロバート・A・ハインラインの同名SF小説(邦題:『宇宙の戦士』)を実写映画化した作品。
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民主主義崩壊後の新政府、地球連邦では軍部を中心とした「ユートピア社会」[2]が築かれている。社会は清廉で、人種・男女の差別なくまったく平等に活躍しているが、軍歴の有無のみにより峻別され、兵役を経た「市民」は市民権を有し、兵役に就かない「一般人」(劇場版日本語字幕では「庶民」)にはそれが無い。銀河全体に殖民を開始する人類だが、その先で遭遇した先住の昆虫型宇宙生物(アラクニド・バグズ)の領域を侵したことから紛争が発生し、バグズが地球に対し小惑星を突入させる奇襲攻撃を仕掛け、全面戦争が始まる。
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フィル・ティペットのストップモーション・アニメーションを使って「巨大昆虫と戦う映画」を作りたいというバーホーベン監督の構想と、『宇宙の戦士』の映画化企画とが合流したもので、1983年頃から準備が進められていたが、諸事情により企画は一時頓挫した。
その後バーホーベンとティペットは『ロボコップ』を製作、さらにティペットは『ジュラシック・パーク』を機にCGへと転向した。そこで改めてCGを使ったSFアクション映画として企画が再浮上することとなった。
ナチス・ドイツのプロパガンダ映画『意志の勝利』のパロディ映画であり、原作者ハインラインが想定した全体主義社会やナチズムに対する皮肉が多く込められている。しかし『ワシントン・ポスト』紙でナチズム礼賛映画と酷評され、製作陣を困惑させた。
ウォリアー・バグの独特の鳴き声は、音源にエレキギターを使用している。
作中で兵士が使っているライフルは盛田(モリタ)式ライフルと呼称されている。
バグによる人体切断などの残虐なシーンがふんだんに登場し、また男女混合の全裸のシャワーシーン(ただし局部は見えない)もあり、アメリカではR指定(成人向け)となった。
評価 | 50点 |
タイトル | スターシップ・トゥルーパーズ |
製作 | 1997年 |
原題 | STARSHIP TROOPERS |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 128分 |
ジャンル | アクション/SF |
監督 | ポール・バーホーベン |
脚本 | エド・ニューマイヤー |
原作 | ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』 |
出演者 | キャスパー・ヴァン・ディーン マイケル・アイアンサイド デニス・リチャーズ |
感想・レビュー
見る前の感想
SFアクションハラハラドキドキもの。
見てる途中
アメリカの内容のないチープなおバカムービー。
と思ってみると実は反戦映画だったりするから侮れない。
監督はただ馬鹿な映画作りたかっただけかもしれないけど…
反戦映画としてみると非常にクール。
随所に皮肉めいたパロディをちりばめ人が虫によって虫ケラみたいに死んでいく映像を見せつける。
ある意味プライベートライアンより衝撃。
虫嫌いな人とグロが嫌いな人は見ないほうがいいかも。
シリーズ化される意味はわかる。
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