あらすじ・概要
——————
極道・武藤組の組長・武藤大三は、服役中の妻・しずえの夢でもあった、娘のミツコを主演にした映画製作を決意する。
映画の神様を信じるうだつのあがらない映画青年・平田純と、通りすがりの普通の青年・橋本公次を監督に、スタッフやキャストは全員自分の子分のヤクザで構成した。さらに、武藤組と対立する池上組の組長で、ミツコに恋心を抱く池上純と池上組全体を巻き込んで、事態はとんでもない方向に進んでいくのであった。
タイトル | 地獄でなぜ悪い |
製作 | 2013年 |
原題 | 地獄でなぜ悪い |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 129分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | 園子温 |
脚本 | 園子温 |
出演者 |
國村隼 長谷川博己 坂口拓 星野源 二階堂ふみ |
評価
レビュー
コートに半裸でなにが悪い
あなたの目の前に急にコートに半裸の男が奇声をあげながら出てきたらどう対応しますか?
そう。この作品は半裸にコートで外出してなにが悪いと監督の園子温自身が開き直る半自伝映画です。
これを観るともれなく彼のえのき茸を見ることができます(一部まぴおさんの嘘がまじってます)
なのでこの突然飛び出てきた半裸のおっさんを喜べるかキモいと思うかでこの評価はわかれると思います。
こいつのチ○コえのき茸wwwwwおwwもろwwwwwなのか
気持ち悪くなって停止ボタンなのかあなたはどちらのタイプでしょう?
さらに言っちゃえば中学生の時に俺の考えた最強の映画を具現化するとこうなちゃったといった感じですかね。
もう、とにかく死んでもいいから最高の願望を達成させたい感がたっぷり詰まってます。
最高の自慰行為を全力エネルギーで使い切る。まさしくテクノブレイク。
劇中のキャラがこのような台詞を吐くシーンがある。
「生涯に一本でいいから他にない作品を撮影したい」
「金儲けだけ考えている映画監督にはなりたくない」
まさしくこれは園子温の言葉なのだ。
巷で流行ってる「泣ける」「感動できる」映画にツバを吐き
カッコイイが求められる中ひたすらかっこ悪く撮る。
リアルが求められる中あえて遠ざかる。
安っぽい台詞や演技や血しぶきのグロ描写を中心とした小道具という虚構を意図的に作り出す。
いわば厨二病インテリマザーファッカー野郎なんです。この監督。
だからそこに他人が感じる面白さは度外視なのだ。
ひたすら突き抜けたいというこの監督のリビドーを伝え
撮りたいものを撮ることができればあとは知らない。こう言い切っているのだ。愛すべきバカだよね。
点数ですが0点か100点いれるとこの監督の思うツボなので
僕が天邪鬼なのも追加して50点にしときます(笑)
さぁ全力歯ぎしりレッツゴー♪
コメントを残す