アメリカン・ビューティー

評価 94点
タイトル アメリカン・ビューティー
製作 1999年
原題 AMERICAN BEAUTY
製作国 アメリカ
上映時間 117分
ジャンル ドラマ
監督 サム・メンデス
脚本 アラン・ボール
出演者 ケヴィン・スペイシー/アネット・ベニング/ソーラ・バーチ/ウェス・ベントリー/ミーナ・スヴァーリ/ピーター・ギャラガー/クリス・クーパ/アリソン・ジャネイ/スコット・バクラ/サム・ロバーズ 
受賞 アカデミー賞2000年72回:作品賞/脚本賞/監督賞/主演男優賞/撮影賞
ゴールデングローブ賞1999年57回:作品賞(ドラマ部門/)脚本賞/監督賞
トロント国際映画祭1999年24回:ピープルズ・チョイス・アウォード
英国アカデミー賞1999年53回:作品賞
放送映画批評家協会賞1999年5回:作品賞/オリジナル脚本賞

最初のイメージはアカデミー賞とったからとりあえず見とくかっていうのが始まり。
ごめんなさい舐めてました。

評価が低い人は意味がわからない、登場人物がキモいって感想が占める。

しかしその本質を知ってしまうとアメリカの虚像である闇がより深くそして美しいことをまざまざと見せつけられる。

この登場人物たちのように素直にとても美しく前進していく映画は類まれだ。

登場人物が自分にとってのビューティーに向かっていくさまがわかるだろうか?

グレイの世界に真っ赤なバラをイメージさせるこのコントラストは非常に美しい。

人は皆、隠し事をしている
怒りはそのコンプレックスの裏返しなのだ。

ゲイを受けいることが出来ない
大佐。

自分の子供ほどの年齢の少女に恋してしまう主人公。

本当は処女であると打ち明けられない少女。

あのオヤジは死んでもなお幸せだったのだろう。

ありのままに生きる事のすばらしさを知ったのだから。

切なく美しい空虚な映像で物語は結末を迎える。

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