カンパニー・マン【評価:50点】

カンパニー・マン

あらすじ・概要

近未来を舞台に産業スパイとなった平凡な男が巨大企業間の争いの中で記憶の迷宮に陥っていく姿を描いている。 原題は『暗号』という意味であり、邦題は映画の内容とは無関係である。

本国米国では劇場公開されず、DVDスルーされた。
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極限までハイテク化が進んだ近未来のアメリカ。モーガンは刺激のない会社員としての生活に退屈していた。そこで彼は産業スパイとなり、憧れていたスリルに満ち溢れた生活に踏み込んでいった。
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タイトル カンパニー・マン
製作 2002年
原題 CYPHER/Company Man
製作国 アメリカ
上映時間 95分
ジャンル サスペンス
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本 ブライアン・キング
出演者 ジェレミー・ノーサム
ルーシー・リュー

評価

50点

レビュー

ブラック企業に就職しないための心得

CUBEで注目して5年間の沈黙をやぶり自分的に待ってましたのヴィンチェンゾ・ナタリ監督。

未来的で無機質な直線で構成されたデザイン空間はCUBUの時に感じたエッセンスを演出しています。その世界観にデジコープ社の産業スパイに採用された頼りない主人公に陰謀が振りかかるといった内容です。

ノリ的には「よーし生活変えたいしスパイになっちゃうぞ」
みたいな感じなんですけどスパイって未経験でもできるんですね。

でもみなさん未経験でも安心!アットホームな社会環境!っていうところは大体ブラック企業なので気をつけてくださいね。

以下就活生、転職したいと考えている人はこのキーワードに気をつけてくださいね。

・未経験者歓迎・人物重視・やる気を評価・20代が活躍中!
・ノルマなし・実働8h・能力によって昇給・社員旅行は○○に行きました
・アットホームな職場です

話を戻しましてこの人も「シックス・センス」のシャマラン監督のように過去の呪縛にとらわれています。
どんでん返しと独自の世界観を創りたいってのは読み取れるのですがそれが全部残念なことに裏目にでて物語はややこしく結局「あ~そーなの?」って感じでラストを迎えます。

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