ニルヴァーナ

ニルヴァーナ

あらすじ・概要

感情を持ってしまったゲームのキャラクターのため、ゲーム・プログラマーらが巨大企業のコンピュータに侵入するサイバーパンク映画。
監督・原案・共同脚本は、『エーゲ海の天使』(1991年)で第64回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したガブリエレ・サルヴァトレス。主演はクリストフ・ランベール。本格的なサイバーパンク・ムービーとして話題になった。

1997年1月24日にイタリアで公開され、同年5月12日に第50回カンヌ国際映画祭にて特別招待作品として上映された。

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2050年12月21日。
オコサマ・スター社の天才ゲーム・プログラマー、ジミー(クリストフ・ランベール)は新しいゲームソフト「ニルヴァーナ」がクリスマスに店頭に並ぶことになっているのに完成できずにいる。

一年前に突然失踪したリザ(エマニュエル・セニエ)の失踪の理由と彼女の消息の手がかりを最後に残されたビデオ・レターに求めるが答えがみつからないのだ。

評価 36点
タイトル ニルヴァーナ
製作 1996年
原題 NIRVANA
製作国 フランス/イタリア
上映時間 113分
ジャンル SF
監督 ガブリエレ・サルヴァトレス
脚本 ガブリエレ・サルヴァトレス
ピノ・カカッチ
グロリア・コルシア
出演者 クリストフ・ランベール
ディエゴ・アバタントゥオーノ

感想・レビュー

ニルヴァーナって言ったらどうしてもバンドの方を先に思い浮かべてしまいます。
パンクやニューウェイブからさらに実験的に作り上げるオルタナの方向性を作り上げたといっても過言でない人たち。

もちろんこの監督もサイバーパンク世界観を中心に映像表現を試みてるのですがストーリーが絡んでくるとどうしてもこの精神世界感というものが意味不明な方向に進んでしまう。

先にあるバンドのニルヴァーナはそのゴチャゴチャ感が脳に心地よい刺激になるんですが映画はストーリーを求めてしまうため没頭できないという弊害が出てしまうんです。

もちろんジョルジオアルマーニを中心にアーティスト盛りだくさんなんでフィフスエレメントと並ぶくらいおしゃれワールド炸裂なんですがあっちは物語がシンプルな分すんなり入れますがこちらはそうはいかない。

なのでストーリーぶっ放して音楽に近い感じで観るとまたいいのかなと。

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