評価
レビュー
ありふれたハリウッド映画に喝を入れたクールガイ
この頃のハリウッド映画って正義は勝つっていうのは当たり前で監督はそんなハリウッド映画に悶々としていたのではないだろうか?
冒頭でトラボルタ(たぶん監督の意見)で今のハリウッドの批判を始めます。
なのである程度映画を見てきた人のほうが楽しめる映画ではあるのかなと思います。
今となってはこれ自体もそこまで画期的ではありませんがそれでも冒頭のクールなカメラワークおよびセリフは非常に期待度を高めてくれます。
何百台のカメラからぐるぐるスローで回転しまくるカメラワークはめちゃくちゃしびれます。
ただしここからストーリー運びが少し雑。
そこに物語がどんどん2転3転しちゃうものだから本来ならそれが見る人のテンションをあげるはずが自分的に悪い方向にクールダウンしてしまいました。
監督。
ハリウッド批判するならおまえそれブーメラン発言って突っ込まれるような作りはやめましょう(笑)
簡単にいえばリアリティが少し足りないのです。
でも監督の意気込みというか持論はわかったのでよしとします。
あらすじ・概要
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かつてハッカーの帝王と呼ばれたスタンリーの所に、ミステリアスな女・ジンジャーが巨額金強奪計画の話を持ってきた。かつてDEA(麻薬取締局)の極秘作戦「ソードフィッシュ計画」で残った裏金95億ドルをハッキングで奪おうとする謎に満ちた冷徹な男・ガブリエル。ロサンゼルスの空港で殺された大物ハッカー、トーバルズの事件を追ううち、かつてその手で逮捕したスタンリーにたどり着いたFBIのロバーツ捜査官。その事件が元で性悪な元妻に愛娘ホリーの親権を奪われ接見禁止にまでされてしまったスタンリーは、ホリーを取り戻すため、予測不能の「思い込み=ミスディレクション」の罠にはまっていく。ガブリエルは95億ドルを何の目的で奪おうとするのか。600台のカメラを駆使して撮影された30秒のバレットタイム(マシンガン撮影)による大爆発シーンから始まるストーリーは観客の望むハッピーエンドを迎えられるのだろうか。
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タイトル | ソードフィッシュ |
製作 | 2001年 |
原題 | SWORDFISH |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 99分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ドミニク・セナ |
脚本 | スキップ・ウッズ |
出演者 | ジョン・トラボルタ ヒュー・ジャックマン ハル・ベリー |
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