メメント【評価:80点】

メメント

評価

80点

レビュー

究極に切ない忘れえぬ復讐劇

最愛の妻がレイプされ殺される事から主人公の復讐劇が始まる。
ただし初っ端から主人公は10分しか覚える事が出来ないハンデを背負ってしまう。断片的なキーワードを頼りに犯人を探していく視聴者巻き込み型ムービー。

まず一言。
非常に疲れる映画。

人間の脳というのはどうしても時系列順に把握できるようにできているがこの映画はラストからスタートに戻っていく斬新なスタイルをとっている。
だからこの把握が非常に困難なのだ。なので見る時は体調を万全にして脳がすっきりしてる時に見て欲しい。

復讐劇の幕切れ、いやスタートは非常にあっけなくそして残酷な始まりを告げる。

すでに解決しているはずの事件を忘れる事により主人公は復讐の為に殺人犯を作り出しこれからも永久に殺人犯を探し続ける。
永久に完了しないパズルのピースを自分で封じる事により生きがいを見つけ続ける。

さらに切ないのは本当の殺人犯はたぶん自分自身であること。

短期記憶障害で苦悩する妻を殺しその事実から逃れる為にサミーという架空人物を作り出してしまったと思われること。

短期記憶障害は殺害されたショックであると思い込もうとしているところ。

ノーラン監督あんた重い罪を背負った映画作るのうまいなぁ。

あらすじ・概要

監督の弟であるジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』が元になっている。作品はストーリーを終わりから始まりへ、時系列を逆向きに映し出していくという形式を取っている。
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ある日、自宅に押し入った何者かに妻を強姦され殺害された主人公・レナードは現場にいた犯人の1人を射殺するが、犯人の仲間に突き飛ばされ、その外傷で記憶が10分間しか保たない前向性健忘になってしまう。

復讐のために犯人探しを始めたレナードは、覚えておくべきことをメモすることによって自身のハンデを克服し、目的を果たそうとする。出会った人物や訪れた場所はポラロイドカメラで撮影し、写真にはメモを書き添え、重要なことは自身に刺青として彫り込む。しかし、それでもなお目まぐるしく変化する周囲の環境には対応し切れず、困惑して疑心暗鬼にかられていく。

果たして本当に信用できる人物は誰なのか。真実は一体何なのか。
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タイトル メメント
製作 2000年
原題 Memento
製作国 アメリカ
上映時間 113分
ジャンル ミステリー
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
原作 ジョナサン・ノーラン
出演者 ガイ・ピアース
キャリー=アン・モス
ジョー・パントリアーノ
受賞 ロサンゼルス映画批評家協会賞2001年27回:脚本賞
インディペンデント・スピリット賞2002年17回:作品賞/脚本賞
放送映画批評家協会賞2001年7回:オリジナル脚本賞

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