チャーリーと14人のキッズ【評価:72点】

チャーリーと14人のキッズ

あらすじ・概要

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大手の広告会社に勤めるエリート社員チャーリー・ヒントンは、愛する息子のベンと妻のキムの三人で幸せに暮らしていた。しかし、彼が展開していた野菜シリアルのキャンペーンが大失敗した結果、共に企画に関わっていた同僚のフィルと共に会社を突然解雇されてしまう。再就職先を探しても全く見つからず、弁護士資格を持っていたキムが復職することになる。だが、それでも家計は厳しく、二人はベンを通うはずだった名門保育園から退園させることにする。そして代わりの保育園を探すことにしたが、住んでいた街には名門保育園以外にまともな保育園が一つもなかった。「この街にも、もっと安くて良い保育園があれば・・・」そんな近所の主婦の声を聞いたチャーリーは、自分とフィルとが子供の面倒見る施設「パパの保育園(Daddy Day Care)」を始めることを思いつく。しかし、それには数々の困難が待っていた。
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タイトル チャーリーと14人のキッズ
製作 2003年
原題 DADDY DAY CARE
製作国 アメリカ
上映時間 122分
ジャンル コメディ
監督 スティーヴ・カー
脚本 ジェフ・ロドキー
出演者 エディ・マーフィ
ジェフ・ガーリン
スティーヴ・ザーン

評価

72点

レビュー

子供にとって大切なことって?

ジャック・ブラックのスクール・オブ・ロックはこんな自由な小学校があったら…
でしたがこの作品はこんな自由な保育園があったら…を再現したエディ・マーフィの主演映画です。なのでスクール・オブ・ロックが好きな人にはハマるんじゃないでしょうか?
やんちゃなキッズの子育てしているパパママさんはかなりオススメです。
もちろんこれから生まれてくるご予定のファミリーも。子供が大好きなあなたも。

食品会社の商品企画の失敗によりクビになったエリート社員チャーリーと同僚フィル。
次の仕事が見つからないゆえに泣く泣く子供を名門保育園から退園させることにする。
理想の保育園が見つからない2人はママさんの声から自分たちで理想の「パパの保育園(Daddy Day Care)」を作ることになるが…

これは仕事人間のパパの奮闘と理想の子育てをテーマに子供に必要なものを見つけるまでを描きます。うるさく動き回る子供たちの行動がとにかく可愛いんです。特にダコタの妹エル・ファニングがその中でかなり異才を放っております。この可愛さだけでも一見の価値あり。
あと高級保育園長役アンジェリカ・ヒューストンの助手レイシー・シャベールの眼鏡姿がかなり好みでツボです。

比較される保育園。
一方は規則でガッチガチなシステマティックエリート保育園。
一方は子供の意見を尊重する保育園。

最初はうるさいだけであった子供たちが「パパの保育園」で大人が気づかないうちに成長していく様は非常に微笑ましい。そしてその楽しさが心地よく伝わってくる。
とにかく笑えてほろりと安心して観れるこの手の映画ってかなり好きです。

ところで子供の成長にとって大切なものってなんでしょう?
大人の都合で子供の環境は大きく変わります。言葉遣い。行動。子供の目の前で喧嘩。
ちゃんと意識してますか?子供はずっと見ています。そしてそっくりそのまま真似します。

お金や仕事はもちろん生きていく上で大切な事です。
でも一番大切な事って愛する子供が笑顔で成長すること。
パパとママそろって一緒に笑顔ですくすく育つことだと思ってます。

とにかく子供には好きなことをさせたいですね。
絵を描きたい。料理をしたい。服をつくりたい。動物とふれあいたい。
子供には色んな未来が詰まってます。
それを探しだしてあげるのは親の役目だと僕は思ってます。
「パパ、ママ大好き」って言われたいそんなあなたに送るムービーです。

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