プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命【評価:80点】

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

あらすじ・概要

シアンフランスとゴズリングは2010年の『ブルーバレンタイン』から続けてのコラボレーションである。「The Place Beyond the Pines」とはニューヨーク州スケネクタディ(Schenectady)の英語訳であり、モホーク語で「松林の向こう側」を意味する。
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1997年、移動遊園地のオートバイのスタントショーで生計を立てているルークは、元彼女のロミーナと再会する。ロミーナは今は黒人の男性コフィと付き合っているが、ルークに内緒でジェイソンという子供を出産していたのだった。ルークはロミーナとジェイソンと同居したいがためにスタントマンの仕事をやめる。ルークは松林の中をバイクで疾走し、偶然にも松林にいたロビンがルークのバイクの走行技術を認めて、ルークに自身が経営する自動車修理工場を手伝ってもらうことになる。だがロビンには別の思惑があった。自動車修理工場のオーナーであるロビンは、かつて銀行強盗で儲けたことがあり、ルークのバイクの走行技術ならば、銀行強盗がうまくいくと考えルークに銀行強盗の話を持ち掛ける。ロビンの銀行強盗のプランはルークが銀行強盗を行ない、バイクで素早く逃走。そしてロビンが遠方にトラックを止めておき、ルークとそのバイクをトラックに格納し、逃走するというものだった。ルークは生活のためやむなく銀行強盗を引き受け、銀行強盗は成功する。
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タイトル プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
製作 2012年
原題 THE PLACE BEYOND THE PINES
製作国 アメリカ
上映時間 141分
ジャンル ドラマ
監督 デレク・シアンフランス
脚本 デレク・シアンフランス
ベン・コッチオ
ダリウス・マーダー
出演者 ライアン・ゴズリング
ブラッドレイ・クーパー
エヴァ・メンデス
レイ・リオッタ
ベン・メンデルソーン
ローズ・バーン
マハーシャラ・アリ
ブルース・グリーンウッド
ハリス・ユーリン

評価

80点

レビュー

Tシャツを裏表確認せずに着る夫にどう注意すればいいか迷ってます

質問者:Rominaさん 2013/5/25

夫はよくTシャツの裏表を確認せずに着てしまいます。それを注意しても流浪のバイク乗りをやっている彼には「仕事をする上で支障はない」と返されてしまいます。また子どもの為といい銀行強盗までやってしまうダメ夫です。また自分に都合が悪いことになるとすぐ切れて相手をフルボッコにしてしまいます。どうすればいいでしょうか?

ベストアンサーに選ばれた回答

回答者:Kofiさん 2013/5/26

いますね。そんな不器用な夫。子どもを愛する気持ちは本物なのにやることなすこと裏目に出てしまう人。ハンサムでクールだから傍目で見る分にはいいのですが実際に一緒に生活するとなると大変ですよね。そんな夫だから一人で子育て始めると決めたのに自分の子どもと知った途端に仕事やめて銀行強盗に走る夫って何を考えているんでしょうね。
今度切れて相手をフルボッコにしたら警察を呼んでやりましょう。

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さてこの話はライアン・ゴズリング、ブラッドリー・クーパー、デイン・デハーンを軸に3部構成でなりたつ物語なのですがどうしても1部のゴズリングのインパクトが強くて頭でっかちな印象を受けてしまいます。もちろん相対的にはこの監督がブルーバレンタインで培った残酷で鬱蒼としたそれぞれの主人公達の出口への迷走がこの作品からもピリピリと伝わってきて非常に良作であるとカテゴライズされるのですが…タイトルを意味するこの陰鬱とした松林を意味する街の向こう側に何が見えるのか?というテーマでそれぞれの理想と差異の葛藤に非常に見どころのある作品だと思いました。

ライアン・ゴズリングは今回も悲哀のあふれるクールな役にピタリと当てはまっていたがそろそろ彼に新しい役柄というものに挑戦してもいいのでないかと感じる。またデイン・デハーンは若い頃のデカプリオを陽とすると影という位置づけにピタリと当てはまる容姿で今後楽しみな役者ですのでレオ様好きは今のうちにチェックしておいていいのかも。

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