スパイダーマン【評価:71点】

スパイダーマン

あらすじ・概要

「マーベル・コミック」のスタン・リー原作の、同名のアメリカン・コミックである『スパイダーマン』の実写映画化作品。

原作コミックがアース616と呼ばれる世界であるのに対し、こちらはアース96283という平行世界の一つである。

監督は『死霊のはらわた』などのカルト映画で知られたサム・ライミが手掛ける。突然、特殊能力を手に入れた主人公ピーター・パーカーの、ヒーローとしての苦悩と犯罪者たちとの戦いに焦点を当てたストーリーとなっている。

全世界で大きなヒットとなり、サム・ライミ監督制作の全三部作が作られた。三部作すべての興行的成功を受け、更なる続編となる新三部作を追加した全六部作としての案も発表されたが、諸事情により実現に到らなかった。「サム・ライミ版スパイダーマン三部作」の後に、監督・キャスト・ストーリーを一新した「再始動(リブート)作品」として、新シリーズ『アメイジング・スパイダーマン』が制作されている。

北米における大ヒット作の基準値である興行収入1億ドルを公開1週目のオープニング成績のみで達成した初めての作品であり、最終的には北米だけで4億ドルを記録した。
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両親を早くに亡くし、伯父夫妻に育てられたピーター・パーカー。ミッドタウン高校に通う彼は、科学好きで人一倍オクテ。隣に住む幼なじみのメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)にもなかなか思いを告げられず、学校でも酷いイジメを受ける、悶々とした毎日を送っていた。

ある日、ピーターは社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れ、そこで遺伝子改良を施された新種の蜘蛛「スーパースパイダー」に噛まれてしまう。激しい悪寒に襲われるピーターだったが、翌朝目覚めるとその体には驚異的な視力と体力が備わっていた。さらには手首からクモの糸が飛び出し、手のひらから生えた細い毛により指先だけで壁をよじ登れるようになっていた。

小遣い稼ぎなど私利私欲のためにその力を使ったピーターだったが、自分のミスから愛するベン伯父さんを強盗に殺されてしまう。力の代償を深く受け止めたピーターは正義のために尽くすことを決意。高校を卒業した彼は、特注のスーツを身に纏い「スパイダーマン」としてニューヨークにはびこる悪と闘い、人命を救助する毎日を送ることになる。

そして同じ頃、軍事企業「オズコープ」の実験室でまたひとりの怪人が誕生しようとしていた。「オズコープ」の社長であり、ピーターの親友ハリーの父親であるノーマン・オズボーンが実験用のパワー増強剤を自ら服用したのだ。ライバル企業との競争や重役たちに追い詰められストレスを溜めていたノーマンは、薬の副作用で別人格が覚醒し「グリーン・ゴブリン」となり、自分の私利私欲の為に暴走を始める。
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映画化の企画自体は以前からあり、壁に張り付き、スパイダー・ウェブで街を縦横無尽に飛び回るスパイダーマンの姿を実写映像化するのは技術的に困難といわれていたが、21世紀になりCGをはじめとする特撮技術が進歩した事により、映画化が可能となった。監督には当初ジェームズ・キャメロンの名が挙がっていた。

タイトル スパイダーマン
製作 2002年
原題 Spider-Man
製作国 アメリカ
上映時間 121分
ジャンル アクション
監督 サム・ライミ

脚本 デヴィッド・コープ
原作 スタン・リー
スティーヴ・ディッコ
出演者 トビー・マグワイア
ウィレム・デフォー
キルスティン・ダンスト

評価

71点

レビュー

キルスティン・ダンストをブスだと言う奴でてこい

言わずと知れた今や一躍有名となったスパイダーマン。サム・ライミ三部作の第一弾。

なんと最初はキャメロン監督に刑事プリオがこの三部作を撮影する予定だったというから驚きです。この頃って今でこそマーヴルヒーローズって年に2作品のスパンで映画発表してるけどスタジオ倒産したりで映画としては鳴かず飛ばずだったんですよね。

そういう意味では再度、映画業界でマーヴルヒーローズを一般的に有名にした貢献度の高い作品なんだと思います。しかしサム・ライミってそもそも死霊のはらわたとかB級路線の映画とってたのに当時は大丈夫か?ってなってたみたいです。

さてブサイクヒロインとして有名なキルスティン・ダンストですが僕は大好きです。

でも周りはなにあの子?私のほうが可愛いわってどこかのイケメン芸能人の恋人発覚時に愚痴を嫉妬の塊みたいに…え?男も言ってる?

さてお話に入りますとテーマは「大きな力には大きな責任を伴う」

主人公は冴えない高校生。好きな娘に思いも伝えることができない根暗な青年が悩みながらも大きな力を得ることによりヒーローとしての運命を自覚していく。

どこか弱さを感じるヒーローになりきれないピーターと大きな力を得てもなお好きな女の子に積極的になれない部分は人間味があって多数の人が共感できるのではないでしょうか。

またビルからビルへと飛び移る浮遊感は独特の体験を味あわせてくれます。

カメラワークがまたうまいんですよ。あぁ…またUSJのアトラクションに乗りたくなってきた。

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