マーダー・ライド・ショー【評価:50点】

マーダー・ライド・ショー

あらすじ・概要

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アメリカの田舎をドライブしていた4人の若者は、給油のついでに不気味な博物館に立ち寄る。そこではエド・ゲインやアルバート・フィッシュといった有名な殺人鬼たちの人形が展示してあり、4人はその中のひとりであるドクター・サタンという人物に興味を持つ。博物館の主人からドクター・サタンの逸話を聞くと4人はその場所を後にする。その途中で美女のヒッチハイカ―を拾い、その後何者かによって車がパンクさせられ、大雨の中に立ち往生してしまう。そこで4人は美女のヒッチハイカ―の家に一時避難させてもらう。
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タイトル マーダー・ライド・ショー
製作 2003年
原題 HOUSE OF 1000 CORPSES
製作国 アメリカ
上映時間 116分
ジャンル ホラー
監督 ロブ・ゾンビ
脚本 ロブ・ゾンビ
出演者 シド・ヘイグ
ビル・モーズリイ

評価

50点

レビュー

一時お蔵入りとなったロブ・ゾンビのカルト・ムービー

あまりにも衝撃的な内容に配給会社がそっぽを向き公開を危ぶまれたが無事に公開。ヘビィ・メタル界ではかなり人気のロブ・ゾンビというのもあって全米興行ベスト10にはいるカルト的人気がでた問題作。

何千本とホラー映画のコレクションがあるだけあってホラーと殺人鬼への愛が溢れております。
田舎町のキチ◯イ殺人一家の罠にはまり4人の男女が地獄絵図にといった「悪魔のいけにえ」まんまの展開の不条理スプラッターホラーなのですがその設定をロブ・ゾンビなりにポップな味付けをしています。
まあポップといっても題材がアレなので万人には勧めませんが…タラちゃん好きなら同じ穴の狢的な匂いを感じますので見てもいいかもしれません。

ただ僕としてはホラーマニアが理論的にホラー映画を作った優等生な映画なのかなと感じました。
本物のキ○チガイが作ったらもっとキテる作品ができあがります。あいつら本気でそう思い込んでキ○ガイ映画作りますから。もちろん優等生とは言ってもグロいシーンがビビットな映像でこれでもかといった形で表現されるので何度も言いますが万人にはおすすめしません(笑)

後半はごちゃごちゃと殺人医者まででてきてゲームのバイオハザートの追跡者に追いかけられている気分になってしまいサブリミナル映像も相まってどれが殺人家族でこいつはどの位置づけかわかんなくなります。
でもこの作品すぐに公開できなかったから公開できるように色んな編集過程があったとか…
マニアならこの編集前どんだけやばかったんだよって見たくなりますよね(笑)少し見てみたいです。

ちなみに不条理な胸糞悪い系が大好きな人は「悪魔のいけにえ」の他に「ファニーゲーム」「マーダーズ」「ミスト」「ドッグヴィル」「悪魔を見た」「セブン」なんかもかなり不条理貫いておりますので是非

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