あらすじ・概要
原作はアイザック・マリオンの小説『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』。ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をもとにしている。
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生者の肉を喰らうゾンビやそのなれの果てであるガイコツが蔓延る終末世界、生き残った人々は高い壁による砦を築いてその内側に逃れ、暮らしていた。廃空港の廃航空機に住み着いていたゾンビの青年R(アール)はある日、ゾンビとしての食欲に突き動かされて仲間たちと共に街へ出たところ、物資の調達に出ていた人間たちを襲って青年ペリーの脳を喰らうが、それがもとで彼の元彼女ジュリーに恋をしてしまい、廃航空機へ連れ帰る。
タイトル | ウォーム・ボディーズ |
製作 | 2013年 |
原題 | Warm Bodies |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 98分 |
ジャンル | ホラー/コメディ/恋愛 |
監督 | ジョナサン・レヴィン |
脚本 | ジョナサン・レヴィン |
原作 |
アイザック・マリオン 『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』 |
出演者 | ニコラス・ホルト テリーサ・パーマー ジョン・マルコヴィッチ |
評価
レビュー
皆さん。これなんの特徴かわかります?
・脳内の言葉を上手く処理できずに「うーあー」て言っちゃう。
・独り言が多い。
・頭で考えることが多いのか何を考えているかわからない。
・相手の立場を考えずに暴走する。
・人と話している時は顔が強張って表情をあまり変えない。
・常に相手の反応を伺う。
・一人で話一人で納得する。
・考えながら話しているので話している途中でつっかえる。
・話しながら苦笑いが重なる。
・ボソボソと滑舌が悪い。
・何をいってるか聞こえない。
・人の目を見て話すのが苦手。
一人の世界に入り対人での会話が不慣れな人。
所謂クライ系オタク(ゾンビ)と言われる一昔女子には嫌われた人種(作品)の特徴です。
最近はオタク(ゾンビ)のタイプも多種多様化してきて恋愛もするし笑いも取れるし結構間口が広がってきているのでかなり類似点はあるのではないかと思っています。
これは現代のオタクを象徴するかのようなコミュニケーション不全だった主人公ゾンビ「R」が恋を成就させようとするお話。
今回Rの相手となる女の子はジュリー。
ここまできてこの登場人物と恋愛物語から感づいた人はするどい!
そうこれはゾンビの世界のロミオとジュリエット。
そして「トワイライト」シリーズのモンスターと人間の愛の物語。
青年のモノローグから始まるこの映画は初っ端からオシャレ映画感を出しています。
(500)日のサマーみたいなフィルタのかかったInstagramな世界観。
この世界のゾンビは脳みそを食べることによってその人の過去と記憶を垣間見る事ができるんだけど
セピア色なノスタルジックな映像ってこれだけで切なくなって涙腺緩む(笑)
誰かこの手の映像が効果的に使われてる映画作品教えて下さい。
設定としては好きなんだけどもっと切なくなってきたんじゃないかなとちょっと足りない感はあります。
例えば好きだけど相手の脳みそが食べたくなってしまうゾンビのジレンマなどあるだけでも切なさ倍増すると思うんだけどどうなんだろう?
以下登場人物とロミジュリの関係図置いときますね。
「R」 :ロミオ
「ジュリー」 :ジュリエット
「ペリー」:パリス(ヴェローナの貴族、大公の親族)
「M/マーカス」:マーキューシオ(ロミオの親友、大公の親族)
「ノラ」:ジュリエットの乳母(ナース)
またゾンビ同士の恋愛が見たい人は「Rotting Hill」という4分ほどの短編映画があるので是非。
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