評価
レビュー
怖さの先に見える悲しく切ない未来
生まれた時から目が見えなかった主人公が角膜手術を受ける事により幽霊が見えるようになってしまうことから話は始まる。
トム・クルーズが気に入り2008年にはリメイクもされてます。
日本ホラーにつながるジットリした怖さが見せ所。この話の良いところはただのホラーで終わらないこと。悲しく切ないをぐいぐい見せてくる。ただそれだけだと日本のホラーにもよくある展開じゃんで終わるんだけどそれでも尚、切なさを痛いくらいに見せつけてくる。
この辺は監督の上手さだと思う。
ストーリーが読めるからつまらないとストーリーは読めるけど面白いは全く違う。
分かってても尚苦しいほどに痛さを感情移入させてしまう…
実はこのお話、実際にタイで角膜手術を受けた16歳の少女が目に見えるようになったあと自殺してしまったという事件を元に製作された作品です。
少女には何が見えていたのか?
もしかしたら幽霊なんかよりもっと怖い人間社会が見えてしまったからかもしれない。
あ、角膜手術で思い出したんだけどレーシックってやっぱり怖いよね。
知り合いに聞いたけど全身麻酔かけられないから部分麻酔で意識はっきりしてて目の角膜にレーザー入れてるのがわかるんだって…それだけならまだしも髪の毛の焦げた臭いがずっとしてるって…
しかも最近視力すこしずつ落ちてきたって言っててそっちのが怖えええええってなってて皆さんもレーシックする時はそんなデメリットも視野に入れた上でやってくださいね。
あらすじ・概要
香港・シンガポール合作の映画。角膜移植で視力を手に入れた女性を襲う怪現象を描く。以前タイで実際に発生した「角膜移植を受けた少女が、手術の1週間後に自殺する」という事件から着想された。監督はオキサイド・パン、ダニー・パン兄弟。2004年に『The EYE 2』、2005年に『The EYE 3』とシリーズ第2、3作が公開された。2008年には『アイズ』としてハリウッドでリメイクされている。
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幼少時に失明したマン。20歳になった彼女は、角膜の移植手術を受け、視力を取り戻す。少しずつ環境に順応していくマンだが、同時に奇妙な出来事が周囲に起こり始める。
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タイトル | the EYE 【アイ】 |
製作 | 2002年 |
原題 | THE EYE |
製作国 | 香港 シンガポール |
上映時間 | 99分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | オキサイド・パン ダニー・パン |
脚本 | オキサイド・パン |
出演者 | アンジェリカ・リー |
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