ラスト サムライ

ラスト サムライ

あらすじ・概要

アメリカ映画ながら、日本を舞台に日本人と武士道を偏見なく描こうとした意欲作で、多数の日本人俳優が起用されたことも話題を呼ぶ。その中でも「勝元」役を演じた渡辺謙は、ゴールデングローブ賞助演男優賞、ならびにアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた(いずれも受賞には至らず)。

戦闘シーンの苛烈さや、一部に介錯シーンなどを含むため、アメリカ公開時はR指定(17歳以上対象)となっている(日本では全年齢指定)。トム・クルーズが演じる主人公ネイサン・オールグレンのモデルは、江戸幕府のフランス軍事顧問団として来日し、榎本武揚率いる旧幕府軍に参加して箱館戦争(戊辰戦争(1868年 – 1869年))を戦ったジュール・ブリュネである。
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冒頭では、古事記の一説(イザナミとイザナギの神が剣で、日本の国土を生成したと信じている人々の住む国)を引用する形で、日本の国柄を紹介している。その長く深い伝統の空気を打ち破る幕末の近代化が始まりだした。建国以来の剣を信じるものと、新たな洋式鉄砲と軍隊に希望をかけるものの思いに、日本という国は分断されていったのだ。

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物語のモデルとなった史実には、元政府の要人による叛乱という意味では、西郷隆盛らが明治新政府に対して蜂起した西南戦争(1877年)が該当するとされる。

脚本を共同で執筆した監督は、アイヴァン・モリスの『高貴なる敗北 日本史の悲劇の英雄たち』の<第9章.西郷隆盛伝>に影響を受けたことを表明しており、「明治維新の実現に当初貢献しながらも、やがて新政府に反旗を翻した西郷隆盛の美しくも悲劇的な生涯が、我々の架空の物語の出発点となりました」と語っている。なおモリスは、三島由紀夫の友人で、三島作品の翻訳者でもある。三島は『革命哲学としての陽明学』という評論の中で、西郷が死にいたるまで愛読していたのが大塩平八郎の書であったことを指摘し、その思想は脈々と波打ち、西郷の生涯で再び陽明学の不思議な反知性主義と行動主義によって貫かれたと論じている。モリスは序文で三島からの託された思いが強いと述べている。

評価 90点
タイトル ラスト サムライ
製作 2003年
原題 THE LAST SAMURAI
製作国 アメリカ
上映時間 154分
ジャンル アクション
監督 エドワード・ズウィック
脚本 ジョン・ローガン
エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコビッツ
出演者 トム・クルーズ
トム・エンゲルマン
スコット・クルーフ
ポーラ・ワグナー
受賞 日本アカデミー賞2005年28回:最優秀外国作品賞

感想・レビュー

よく日本を舞台にした外国の映画っておまえ本当に日本来たことあんのかよってくらい似非日本の映像とるのうまいけど
この作品は気になりませんでした。

そりゃ時代劇を結構見てて歴史の本とか読み込んでる人からみれば突っ込みどころたくさんあるかもしれないけど普通に時代劇とかドキュメンタリー見る程度だったら細かい点のつっこみどころは気になりません。

あるにはあるけどそれを補うだけの熱さはある。

とにかく侍たちが熱すぎる。
ハリウッドでよくここまで日本の侍魂を見せてくれたなぁと思います。

2時間半以上あったが退屈せずに見れました。
こういう熱いのによわいんだよなぁ。

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