ゆきゆきて、神軍

ゆきゆきて、神軍

評価

90点

レビュー

ドキュメンタリー映画というのはどうしてこうパワーがあるのだろう…
マイケルムーアもパワーあるなぁと思っていたが正直その比ではない。
本人も今まで見た中で最もすごいドキュメンタリー映画であると語っています。

ただ人に勧めるかといったらまだ別。
マイケルムーアはコミック的面白さがあるのでまだ薦められるがこちらはひたすら人間の生々しいパワーがぶつかってくる。

園子温も生々しいパワーがあるがまたこの人と比べると園子温が子供に見えてくるほど。

このインパクト・姿勢まさに驚異。

ただし先ほども述べたように万人にお勧めはしない。
人を選ぶからだ。

ただこんなマジ者な作品があるのかという意味では見ておくと後々肥やしになるのかもしれない。

あらすじ・概要

撮影は1982年初頭から1983年春にかけて行われた。

奥崎謙三は、かつて自らが所属した独立工兵隊第36連隊のウェワク残留隊で、隊長による部下射殺事件があったことを知り、殺害された二人の兵士の親族とともに、処刑に関与したとされる元隊員たちを訪ねて真相を追い求める。元隊員たちは容易に口を開かないが、奥崎は時に暴力をふるいながら証言を引き出し、ある元上官が処刑命令を下したと結論づける。

奥崎は元上官宅に改造拳銃を持って押しかけるが、たまたま応対に出た元上官の息子に向け発砲し、殺人未遂罪などで逮捕され、懲役12年の実刑判決を受けた。

発砲事件以前の1983年3月、西ニューギニアで2週間ロケが行われ、クライマックスとして、奥崎が俘虜となった集落を訪れるシーンなどが撮影されたが、帰国当日にインドネシア情報省にフィルムを没収されたため、この「ニューギニア篇」は陽の目を見なかった。

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タイトル ゆきゆきて、神軍
製作 1993年
原題 ゆきゆきて、神軍
製作国 日本
上映時間 122分
ジャンル ドキュメンタリー
監督 原一男
出演者 奥崎謙三

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