南の島のラブソング【評価:25点】

南の島のラブソング

あらすじ・概要

2014年8月22日に第15回広島国際アニメーションフェスティバルで公開された。一般公開は、アメリカ合衆国では2015年6月19日、日本では2015年7月18日で、同時上映は『インサイド・ヘッド』。
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一人ぼっちの火山ウクは仲間を求めて歌い続けていた。

しかし、長い年月が経過すると共に彼は小さくなり、歌うことが出来なくなってしまう。そんな中、以前からウクの歌を海中で聴いていた火山のレレは、彼に会いたい想いから海面に上がる事に成功。
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タイトル 南の島のラブソング
製作 2015年
原題 Lava
製作国 アメリカ
上映時間 7分
ジャンル ファミリー/アニメ
監督 ジェームズ・フォード・マーフィ
脚本
出演者 (原語版)
クアナ・トレス・カヘレ
ナプア・グレイグ
(日本語吹き替え版)
風雅なおと
柿沼寿枝

評価

25点

レビュー

時計仕掛けのオレンジを疑似体験できる類稀なる作品

インサイド・ヘッドの同時上映作品

時計仕掛けのオレンジを見たことない人に向けに説明しておくとこの作品の中で悪の限りを尽くす主人公が刑務所で心の矯正システムで強制的に瞼を閉じる事のできない装置を取り付けて数々の暴力シーンをトラウマになるほど見せつけられ暴力を思い浮かぶだけで嘔吐してしまう状況まで追い込む部分があります。

開始早々強制的にどこのだれかもわからない家族の写真とドリカムの新曲がフルで流される。
泣きわめく子供たち。愛しいライリーとか連呼されるんですけど誰だよライリーって…なんなんだ?
この素人が作ったようなPVもどきは?まだ小田和正を起用した安田生命のCMのようなクオリティがあれば別なのだが年賀状に毎年どうでもいい家族写真送ってくるレベル以下だ。
その長い歌が終わったと思ったらディズニーでは定番となったこのショート作品が始まるわけだがなんとこの話も歌が全編を占めるのだ!
しかもいつもはある程度クオリティの高い作品のはずが今まで見た中でもワーストと烙印を押してもいいと思える出来…活火山同士の長年にわたるラブストーリーなのだがとにかくホラーなのだ。
そして泣きわめく子供たち。キャラクターがとにかく気持ち悪い。
女の火山に至っては夢にまで出てきそうだ。まさかディズニー/ピクサーを見に来て強制的に歌を二連続聴かされるとは思わなかった。
しかもホラー。そして泣きわめく子供たち。この約10分以上に渡る苦痛を大人の事情とは言え金を払って見なくてはいけないのだろうか?
いや逆に200円くらい返してくれ。マジで。また字幕上映の少なさも気になる。
子供向けなのでこの手の映画はノイズを少しでも無くすため子供が少ないまたは今流行りの芸能人起用にうんざりする人のために字幕を選んだりする人も多いはずなのに…案の定原曲の方が圧倒的に馴染む。日本語の歌に違和感しか感じなかった。
あ、歌自体は悪くないです。鰻と梅干しなみに組み合わせが非常に悪いだけです。

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