トップガン【評価:50点】

トップガン

あらすじ・概要

1986年度の全米興行成績1位を記録し、日本でも1987年度の洋画配給収入1位を記録した。本作の大ヒットにより、主演のトム・クルーズは一躍トップスターの仲間入りを果たした。助演のヴァル・キルマー、メグ・ライアン、ティム・ロビンスら、若手俳優の出世作としても知られる。

「トップガン (Top Gun)」とは、1969年3月に創立されたアメリカ海軍戦闘機兵器学校のことで、エリート戦闘機パイロットの上位1パーセントのパイロット達の空中戦技を指導するために創られた養成機関である。本作の製作当時は劇中の通り、カリフォルニア州サンディエゴ近郊のミラマー海軍航空基地 (Naval Air Station Miramar) にあったが、1996年にネバダ州のファロン海軍航空基地へ移転している。
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ピート・ミッチェル(コールサイン:マーヴェリック)はアメリカ海軍の艦上戦闘機・F-14のパイロット。秘匿事項とされた父親の謎の死の影を引きずり、野生の勘を頼りにした無鉄砲で型破りな操縦を行うパイロットである。

天才的な直観力と技量を持つ彼は自らとは全く対照的な、どこにでもいるような心優しく、陽気なレーダー要員グースを相棒として僚機のクーガー/マーリンと共に、インド洋上での国籍不明のMiG-28との実弾を交わさない空中戦を行なっていた。

クーガー機に執拗に張り付いたMIG-28の頭上でマーヴェリックが側宙背面降下によるバックトゥバックでの、キャノピーを擦れ合わせるほどの接近を行ない、敵パイロットに向かってファックサインを見せつけた。更に後席のグースがポラロイドで記念撮影を行なって、やり過ぎなほどの挑発行為にでたが、MiGの乗員は呆れて、同じように側宙背面降下で離脱していった。
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本作に登場する航空機は基本的に全て実機であり、実機の航空アクションシーンは冒頭の背面飛行シーンのワンカットを除き、アメリカ海軍の協力の元で現用戦闘機を飛ばして撮影されている。

ただし、俳優の飛行シーンはスタジオに作られた、実物のF-14のコクピットを再利用したジンバル(リング状のレールに固定された、好きな角度に回転できるセット)により撮影されている。ドッグファイト中にF-14やMiG-28が撃墜されるシーンでは、大きさが異なる数種類の模型が使用された。また、現実味のある背景(本物の空)にこだわり、屋外で実際に火薬を使い爆破して撮影された。

タイトル トップガン
製作 1986年
原題 Top Gun
製作国 アメリカ
上映時間 110分
ジャンル アクション
監督 トニー・スコット
脚本 ジム・キャッシュ
ジャック・エップス・Jr
出演者 トム・クルーズ
ケリー・マクギリス
ヴァル・キルマー
アンソニー・エドワーズ
トム・スケリット
受賞 アカデミー賞1987年59回:歌曲賞
ゴールデングローブ賞1986年44回:主題歌賞

評価

50点

レビュー

音楽と効果音が堪能できる80年代アクション

トップガン2がトムクルーズ主演で決まったということでレビュー。続編はイメージが下がると拒み続けたトムさんの心の変化はいかなるものか?

80年代ファッションアイコン。今から見ると暑苦しくもあるほどの男のロマン的映画です。冒頭からいきなり聞いたことのあるBGMデンジャーゾーンでテンションをあげてくる。
この映画は海軍が提供した映像もそうなんですが効果音等を含む音楽がかなり重要なウェイトを占めてます。
機体がビリビリとだす振動にも似た効果音が非常にリアル。
あとこの作品マクロスからの影響で作られたみたいですね。
実際に飛行訓練まで受けて冒頭シーン以外CGなしで撮影したというから驚き。この頃からトムさんスタントなしで身体はる俳優さんだったんですね。

アメリカでは公開当時劇場の外で米軍パイロット志願の募集ブースを設置してかなり効果を得たとか。まさしくアメリカ万歳な映画ですね。

突っ込みどころは恋愛として絡めたいのはわかりますが戦闘機にも乗れない女性教官ってありなの?
当時アメリカでまさか海軍に入るとこんな美人教官が待ってるよと植えつけたかったのだろうか(笑)

次回作の情報を少し
・トム・クルーズは前作のマーベリックを再び演じる
・ドローンなど無人兵器が発達し、人間の戦闘機乗りどうしのドッグファイト時代が終焉を迎えつつある時代(現代)が舞台。
・上映形式はIMAXや3D対応
トップガン:マーベリック
続編の舞台は30年後らしいですけど実際に30年間も現役でパイロットやってる人はいないみたいですのでどう絡めてくるのかなぁと今から楽しみだったりします。

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