ハムナプトラ 失われた砂漠の都【評価:25点】

ハムナプトラ 失われた砂漠の都

評価

25点

レビュー

原題を大幅に変えて成功したマミーシリーズ

原題のThe mummyから大きく変更してハムナプトラにしたのは本当にうまくやったと思う。
原題のままだったりミイラ系の名前だと多分コケてたと思う。

さて成功したシリーズなんですがさすがに予告編の見せ方がとてもうまい。

はい。予告に騙されました口です…

面白そうだったんだけどなぁ。

当時としてはCGとかも悪くなかったんですけど全体に漂うCGのチープさと話の安直さが目立ってしまい自分としては受け付けない流れになってしまいました。

そう…これは序章でしかなかった…まさか続編であんな目に会うとはこの時おもいもしなかったのである…それはまた別のお話。

殿方はどこだろどこだろとワクワクしながら見てみるのも一興ではないでしょうか。

あらすじ・概要

1959年に英国ハマー・フィルム・プロダクションが制作した『ミイラの幽霊』(テレンス・フィッシャー監督)に続き、1932年公開の『ミイラ再生』(カール・フロイント監督)の二度目のリメイク作品である。

公開時は、パソコンが一般に普及しつつある頃であり、最新のVFXを全編に取り入れた作品として、日本では注目された。
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今から約3000年前。大神官イムホテップはセティ1世の愛人であるアナクスナムンと恋に落ちる。セティ1世から仲を疑われた2人はとっさに彼を殺害。イムホテップはアナクスナムンを生き返らせることを彼女に約束し逃亡、アナクスナムンは自害する。死者の書を手に、死者の都ハムナプトラへ赴き儀式を行うイムホテップだが、完遂を目前にして王の兵団が乱入。儀式の中断によりアナクスナムンの蘇生は失敗、部下の神官たちは罰として生きながらミイラにされ、イムホテップは“その残酷さゆえに一度も行われたことが無い”という禁断の呪い「ホムダイ」にかけられる。

1923年。フランス外人部隊所属のリック・オコーネルは、部隊がトゥアレグ族に敗北、部下のベニーにも見放され、1人で砂漠を放浪するはめになる。3年後、死刑が確定し、カイロ刑務所に服役していたオコーネルの元を、カイロ博物館に勤務する女性エヴリンとその兄でお宝目当てのジョナサンが訪れ、救い出す。

船でハムナプトラに向かうオコーネル一行は、同じくハムナプトラを目指すアメリカ人のグループと、彼らの案内役を務めるベニーに遭遇する。途中で謎の組織からの攻撃を受け、船は沈没するも、彼らはハムナプトラに辿り着いた。
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1992年、プロデューサーのジェームズ・ジャックスとショーン・ダニエルが、『ミイラ再生』のリメイク作品を製作することを企画した。ユニバーサル・ピクチャーズは企画を承認したが、製作費は1,000万ドルしか認められなかった。ジャックスは、ユニバーサルが「本質的に低予算のホラー・フランチャイズを望んでいた」と述べている。二人はホラー小説作家で映画監督のクライヴ・バーカーに監督を打診し、バーカーはミイラを復活させようとする美術館館長の周辺で巻き起こる物語を暴力的に描く構想を練った。ジャックスは、バーカーの構想を「ダーク、性的、神秘的」で、「素晴らしい低予算映画」になると述べた。しかし、バーカーとユニバーサルは数度の企画会議を経て興味を失い、バーカーは企画を離れた。

新しい監督としてジョー・ダンテが候補に挙がり、ダニエル・デイ=ルイスのアイディアを脚本に盛り込んだ。アラン・オームスビー(英語版)が原案、ジョン・セイルズが修正した脚本では、現代を舞台にミイラの転生を通して恋愛要素に重点を置いたものになった。この時点で、肉食のスカラベなどの要素が脚本に盛り込まれていた。しかし、この時点でユニバーサルは1,500万ドルの製作費を上限にしたため、高額な製作費が必要になるダンテの脚本を却下した。

ダンテが降板した後、ジョージ・A・ロメロが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と同様のゾンビ・スタイルの企画を持ち込んだが、その脚本は「悲劇的なロマンスとアイデンティティの葛藤」に大きく依存する内容だった。1994年10月にロメロはオームスビー、セイルズと共同で、「女性考古学者ヘレン・グローヴァーがアビドスでラムセス2世時代の神官イムホテップの墓を発見する」という脚本を完成させた[10]。アメリカの研究施設に運び込まれたイムホテップのミイラは、MRIスキャンを浴びたため目覚めてしまい、現代社会に適応しようとする。ヘレンはイムホテップとの関係に引き込まれ、イムホテップは呪文を使い美術館に眠る臣下カーリスを復活させる。しかし、復活したカーリスは地下水道から逃げ出し、墓を暴いた人間を殺し回るようになる。この脚本は、あまりにも暴力的で暗い内容だったため、ジャックスとユニバーサルは難色を示し、また、ロメロもMGMと別の映画を製作することになったため降板してしまう。

ロメロの後にミック・ギャリスが脚本を依頼されたが、彼はすぐに製作から離れてしまい、監督を打診されたウェス・クレイヴンも辞退した。1997年にスティーヴン・ソマーズがジャックスとダニエルに呼ばれ、彼はインディ・ジョーンズ シリーズや『アルゴ探検隊の大冒険』のような冒険映画にすることを提案した。ソマーズは8歳の時に『ミイラ再生』を見ており、彼は自分の好きな映画をより大きなスケールで映画化することを望んでいた。また、彼は1993年以来ミイラ映画を作ることを望んでおり、18ページの企画書を作成してユニバーサルにプレゼンした。当時、ユニバーサルは『ベイブ/都会へ行く』が興行的に失敗したことで対応が変化し、1930年代に成功した作品のリメイクに前向きになっていたためソマーズの企画を承認し、製作費を1,500万ドルから8,000万ドルに増額した。

タイトル ハムナプトラ 失われた砂漠の都
製作 1999年
原題 The Mummy
製作国 アメリカ
上映時間 124分
ジャンル アドベンチャー
監督 スティーブン・ソマーズ
脚本 スティーブン・ソマーズ
出演者 ブレンダン・フレイザー

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