あらすじ・概要
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IMF(Impossible Mission Force、不可能作戦部隊)のベテランエージェントであるイーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかってしまう。拘束されたイーサンは拷問を受けるが、「シンジケート」の構成員である謎の美女イルサによって命を救われ脱出する。一方その頃、違法行為すら辞さないIMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリーの提案により、IMFは解体されCIAに吸収されてしまう。CIAは「シンジケート」をIMFが自らの存在意義を作るために創った実体のない組織だとみなしており、「シンジケート」の極秘調査を名目に召還に応じないIMFの大物エージェントであるイーサンを反逆者として国際手配してしまう。
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タイトル | ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション |
製作 | 2015年 |
原題 | Mission: Impossible – Rogue Nation |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 122分 |
ジャンル | アクション |
監督 | クリストファー・マッカリー |
脚本 | クリストファー・マッカリー |
原作 |
原作 『スパイ大作戦』 ブルース・ゲラー |
出演者 |
トム・クルーズ ジェレミー・レナー サイモン・ペッグ レベッカ・ファーガソン |
評価
レビュー
指令:スタントなしの身体を張ったスパイアクションを堪能せよ
前作ゴースト・プロトコルが僕の中でシリーズ最高傑作ということもありかなり敷居が高かったのですが観てきましたよ。
感想としてはアクションでハラハラドキドキのゴースト・プロトコルの続編というよりかはスパイ大作戦の原点回帰。
メンバーを固定化しスパイ物によくある諜報戦による騙し合いがメインだと感じました。
それもそのはず騙し合いが大好きな「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家クリストファー・マッカリーが監督やってますからそうなるでしょう。
そうはいっても騙し合い以外にもアクションはしっかりしてるし52歳のトムさんが走る走る。
年齢の渋みも追加されてきて見せ所はたくさんあります。
しかしトムさん自身でのスタントなしは本当にすごいです。
初っ端からCGなしの命綱のみで高度1500m時速400kmの飛行機アクション。
オペラ舞台や水中金庫。そして街中のカーアクションからバイクチェイスシーン。
やはり製作中に6回も怪我していてそれ以上ご老体に鞭打って大丈夫?
でも拷問半裸のシーンあるんだけどとても52歳の身体に見えないね。一般の52歳と比較したらいけないね。
ただネックを言わせてもらうとせっかくスパイ色が強くなったのに国際問題をしっかり描けてないのは痛い。
理由に中国企業のアリババがスポンサーで社会主義や共産党独裁を敵視できないところから来てるのかなと。
突っ込みどころは他にも多数ありますがネタバレにも繋がるので気になった部分はネタバレコメントに追加させてもらいますね。
ただしサイモン・ペッグ演じるベンジーはいい味だしてます。この人を全面に出してきたのは高評価。
このドジ具合がいい意味でトムさんの足をひっぱりハラハラさせる。結果的にはいつものトムさんシリーズとしては満足できるけどゴースト・プロトコル超えはなかったのかなという感じです。
しかし今年はスパイ物そろっていますね。
ガイ・リッチーの「コードネーム U.N.C.L.E.」
007シリーズの「スペクター」
コリン・ファース主演の「キングスマン」
メリッサ・マッカーシー、ジェイソン・ステイサム出演のコメディスパイ物「スパイ」
予告編観た中では「コードネーム U.N.C.L.E.」「キングスマン」が面白そうなので観に行くかも。
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