あらすじ・概要
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大学生のデイナ、ホールデン、マーティ、ジュールズ、カートは週末を近郊の森にある小屋(Cabin)で過ごそうと計画していた。道中、行き先を尋ねたガソリンスタンドの男から小屋にまつわる不吉な話を聞きつつも、彼らは到着。週末を楽しむ彼らであったが、その夜、突如として地下室の扉が開く。薄暗い室内には物が散乱していたが、デイナはその中からある日記を発見する。それはペイシェンス・バックナーという少女の日記で、バックナー一家が犯してきた恐ろしい罪の数々が記されていた。そして、日記の最後には、謎のラテン語文が書かれていた。デイナがラテン語を読み上げると、森の中に埋まっていたバックナー一家の死体が起き上がり、小屋を目指し始めた。呪文によって復活したバックナー一家は性交中のカートとジュールズを襲い、ジュールズを殺害。残りの若者を皆殺しにしようと小屋を襲撃する。
タイトル | キャビン |
製作 | 2011年 |
原題 | The Cabin in the Woods |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 95分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ドリュー・ゴダード |
脚本 |
ドリュー・ゴダード ジョス・ウィードン |
出演者 | クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース アンナ・ハッチソン フラン・クランツ ジェシー・ウィリアムズ |
評価
レビュー
ホラーゴンクエスト そして伝説へ・・・これはものすごい神映画ですぞ?
僕は普段、不思議に思ってる事があるんですよ。
皆さん戦争映画を観るじゃないですか?
その中では人が沢山死ぬじゃないですか?そこで皆さんこう考えるんですよ。
「血が大量にでてとても悲惨な戦場だった」
「グロ描写が多く目も当てられない惨状だった」
「人が沢山死んで悲しい」
ところがホラー映画に至ってはどうでしょう?
「血が大量にでて楽しかった」
「グロ描写が足りない」
「人が今まで以上に沢山死んで楽しかった」
同じ人間が死ぬのにどうしてこうも意見がガラリと変わってしまうんでしょうね。
戦争映画だとダメでホラー映画だと大丈夫?
僕は同じ命だと思うんですよ。馬鹿っぽいティーンエージャーがGPSも携帯も繋がらない山小屋にいって禁断の地に足を運んだからといって自業自得で殺されていい道理はないはずですよね?
この作品のエンディングロールが流れた時に僕はこの映画こそ「神映画」だと確信しました。
ホラー映画の集大成といっても過言ではないでしょう。
ホラーの最低限である様式美を確立させた上でその様式美を崩さない形で観るものに神の正体を見せつけてくるという裏ワザを披露してくるのです。
この映画はホラー映画の集大成と謳ったとおり様々な作品のオマージュが随所に見られます。
「13日の金曜日」「死霊のはらわた」「ヘルレイザー」「IT」「ナイト・オブ・リビング・デッド」「シャイニング」
なのでホラー映画を多数見ている人ほど面白く感じるでしょう。
ただホラーとして新たな視点を作り出した上で評価はできますが
ある意味期待していたホラーではないのでこの点数となりました。
でも同じホラー好きでも期待していたホラーでないから満足となる人もいます。
なぜこのように矛盾した評価となるのか観た人にしかわからない。ホラー好きは特に必見ですので是非。
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