評価
レビュー
何もかも強引な伝説のお色気カルトムービー
なんじゃこりゃ
もう何から何まで酷い作り。
テーマ的にはショウビズ界に巻き込まれた若者たちの惨劇なんだけどもうこの監督おっぱいしかも巨乳が好きなもんだからそんなテーマそっちのけでどんどんあらぬ方向にぶち進む。
おっぱい、酒、ドラッグ、おっぱい、SEX、ゲイ、パーティ、オッパイとどんだけ自由だよってツッコミ入れたくなるほどオンパレードです。
見る奴の事考えろ?しらねーよ。おっぱいを魅せたいんだよっと当初のテーマを忘れて暴走するこの監督の手腕(?)がのちのカルト映画と呼ばれる所以となるのでしょう。
ストーリー的にはこの暴走野郎のおかげで何がなんだかわからないんですがやはりこの監督好みのおっぱいを集めただけあっておしゃれサブカルな数々のファッションセンスやプロポーションは見ものです。
これがピンクフラミンゴやオースティンパワーズに影響を与えたのも納得できます。
無駄にその辺かっこいいんだよなぁ。
後半はうって変わってこれも伝説となった衝撃の展開。たぶんこの人頭おかしい。ネタバレになるので詳しくは言わないけどラストのまとめかた含めてトンデモ過ぎてヤバイ。
とにかく美大系とかのおしゃれサブカル糞野郎とカルト的C級映画大好きノータリン(いずれも褒め言葉)とかみたらいいんじゃないですかね?それ以外は見ると時間の無駄になるのでみないほうが良いかもです。
あらすじ・概要
当初、この映画は1967年の映画『哀愁の花びら Valley of the Dolls 』の続編として企画されたが、20世紀フォックスが同名の原作小説の作者、ジャクリーン・スーザンに脚本草案が拒絶されたため、オリジナルのパロディーに方向修正がなされた。その結果、映画の冒頭に2つの映画に関連がない事を知らせる断り書きが置かれた。公開と同時に、映画はMPAAによって成人指定(Rated X)を受けた。(1990年に、17歳未満禁止(NC-17)に改められた。)
『ワイルド・パーティー』は独立系映画製作者メイヤーにとって、20世紀フォックスでの初監督作品である。(もう1作は『恍惚の7分間・ポルノ白書 The Seven Minutes 』(1971年)。)そして、映画批評家イーバートがメイヤーと共同執筆した3つの映画のうちの1つである。イーバートは、『ワイルド・パーティー』について「奇跡が奇跡を呼んで、偶然生まれた映画のように思える。」と書いた。
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大恐慌に喘ぐ1930年代のアメリカ南部。ミシシッピ州で服役する詐欺師のエヴェレットは、共に鎖でつながれた囚人ピートとデルマーと共に脱獄を図る。
三人が目指すのは、昔エヴェレットが埋めたという120万ドルの大金。だが、その隠し場所は人造湖建設の予定地であり、あと4日で水没する運命にあった。目標に向かって邁進する三人は、旅の途中で様々な人物と出会う。
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タイトル | ワイルド・パーティー |
製作 | 1970年 |
原題 | BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 110分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ラス・メイヤー |
脚本 | ロジャー・イーバート |
出演者 | ドリー・リード シンシア・マイヤーズ マーシア・マクブルーム デビッド・ガリアン |
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